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開発者の思い・願い

2011年東日本大震災、「社会課題を技術で解決したい」。研究職からベンチャーの道への挑戦が始まりました。超高齢社会の現代を元気にしたい。それが私たちの思いです。

寂しさの解消が課題を解決する

東日本大震災でたくさんの被害がありました。そのときに起こった事は、人種や年齢、性別も関係無く、助け合う姿でした。水や食料が少ない中でも、人と人とのつながりが、未来への勇気を生み出しました。

当時国立情報学研究所にて、研究者をしていた私は、人と人のつながりを作り、さびしさを解消することで、様々な社会課題が解決できると考えました。

国立情報学研究所 特任教授時代
画像認識の実験などを行っていた際の写真

技術で寂しさを解消する

日本には、たくさんの社会課題が存在します。どの社会課題も重要なものばかりですが、私たちは、超高齢社会や独居について、取り組むこととしました。理由は、自然災害などでは、シニアの人的被害が最も多いためです。

私たちは、ソフトウェアエンジニアでしたが、ハードウェアを含めた広い技術について、試行錯誤を繰り返していきました。

2015年には、画像AIエンジン「Kogoro」という部品を開発し、AIへの取組が始まりました。

AI対話で特異性検知が生まれる

AI技術は多岐にわたります。人のさびしさを解消したいと考えていた私は、徐々にAIによる対話について研究を重ねていくようになりました。そして生まれた技術が、AIとの対話による特異性検知という特許です。AIやロボットと対話をしている間に、AIが学習を行い、「いつもと違う」ことを検知し、アクションをとってくれるというアイデアを実装しました。

この技術は、「人工知能による見守りシステム」特許として権利化されました。

この特許を搭載したソフトウェアが最初のサービス「御用聞きAI」でした。

2018年頃のエルブズと御用聞きAI
私たちの最先端を注ぎ込んだささえAI 元気スコアβ

元気を管理する、新しい生活

たくさんの研究や実証実験の中で気がついたことがあります。ご病気で入院されている方であっても、とてもお元気な方も多数いらっしゃるのです。ご病気であることと、元気であることはイコールではないのです。またご家族にお話しを聞いてみても、ご病気であることよりも、元気で過ごされていることを喜んでいることがわかりました。病気だから不幸ではないのです。

ですので、健康管理に加えて、元気を管理するのが新しい生活スタイルだと私たちはご提案したいと考えています。

元気スコアβなら、ワンボタンで元気を記録できますし、操作の情報からAIが元気スコアを計算してくれます。ご家族への通知機能も実装されています。

元気を管理する ささえAI 元気スコアで、さみしさを解消し、社会課題を解決します。